※ラベルは予告無く変更となる場合があります。
Volnay 1er Cru[2011]Michel LAFARGE 品種: 赤/ピノノワール 容量: 750ml産地:ブルゴーニュ数年の熟成で本領を発揮するヴォルネイの古典的な造り手もとは19世紀の初めからヴォルネイに続くジヨット家のドメーヌであり、娘のマリーがマコネ出身のアンリ・ラファルジュと結婚。
ドメーヌ・ラファルジュとなった。
一部ながらも元詰めを始めたのが1934年と、ブルゴーニュでは最も早いドメーヌのひとつで、60年には全量を元詰めしている。
現当主のミシェルが父の後を継いだのは1949年。
1978年には息子のフレデリックが加わり、現在は高齢のミシェルに代わってフレデリックがブドウ栽培、ワイン醸造の一切を取り仕切る。
しかしながら80歳を超えてもミシェルは依然として意気軒高で、ドメーヌの顔として奮闘しているのが頼もしい。
ドメーヌの規模は総計12ha。
お膝元のヴォルネイに1級畑のクロ・デュ・シャトー・デ・デュック、クロ・デ・シェーヌ、カイユレ、ミタンを所有。
0.57haのクロ・デュ・シャトー・デ・デュックはこのドメーヌの単独所有だが、フラッグシップはむしろクロ・デ・シェーヌである。
ブドウ栽培においてはフレデリックのイニシアチブのもと、1997年から一部の畑で実験的にビオディナミを始め、2000年には完全ビオディナミに転換した。
一方のワイン醸造は古典的。
赤は完全除梗ながら、低温マセレーションを意識的に行うことはせず、14?18時間の発酵。
初期はルモンタージュを行い、後に日に1回のピジャージュに切り替える。
新樽の比率は極めて低く、トップキュヴェでさえ15%程度にすぎない。
ヴォルネイというと若いうちから軽やかで飲みやすいイメージだが、ラファルジュのワインは骨組みがしっかりしており、若いうちは内気なことが多い。
しかしながら数年の熟成によってヴォルネイらしいフローラルな香りを発散し、ビロードのような舌触りで飲み手を楽しませてくる。
古典的ヴォルネイの造り手として一押しのドメーヌが、このミシェル・ラファルジュなのだ。
レビュー件数 | 0 |
---|---|
レビュー平均 | 0 |
ショップ | ピノノワール・オンライン |
税込価格 | 10,560円 |